こんにちは、京蘭 不動産事業部のKです。
いつもこのブログをご愛読くださって、本当にありがとうございます。
不動産投資を始める際に気にしている点は、やはり賃料などの表面利回りとリセールバリューではないでしょうか。
リセールバリューはポイントを押さえることで、予想が当たり収益性が高まる可能性があります。
今回の記事は、リセールバリューを高めるために、気をつけておきたい点をまとめました。
この記事はこんな人におすすめ!
・不動産投資の初心者
・キャピタルゲインで儲けたい
・収益を最大化したい
購入する段階で、家賃収入のようなインカムゲインはもちろん、
販売する際にはどのくらいの収益が期待できるのか予測しておきたいところですよね。
ぜひ、この記事を参考にしていただき、立派な不動産インベスターに成長しましょう!
ご紹介する内容は以下の通りです。
では、解説していきます。
✔︎リセールバリューとは
「リセールバリュー」とは再販価値のことです。
前述でも少し触れましたが、不動産投資を行う場合、家賃収入のような定期的に入ってくる“インカムゲイン”と、売却する際の“キャピタルゲイン”から収入を得ます。
このキャピタルゲインである再販価値を出来るだけ高く保つためには、どのような対策をすれば良いのか、事項から説明していきます。
>>ロケーションとインフラストラクチャー
このブログでも度々紹介していますが、やはりロケーションは不動産を選定する際の重要な要素です。
不動産投資の場合、購入した物件をどのターゲット層に入居してもらいたいか一度シミュレーションしてみましょう。
そのターゲットの行動範囲に合わせて、交通機関や様々な施設の距離を確認してみてください。
特に公共交通機関、学校、病院、ショッピングセンターなどインフラの便益がある場合、不動産は更に魅力的に感じられます。
入居者のニーズと条件をじっくりと考察してみましょう。
>>市場における需要
一般的に需要が高いエリアや特定の物件タイプに投資することで、リセールバリューを高めることができます。
例えば、京都には大学が多く文教地区がいくつかあり、学生が多く移住してきます。
このエリアに学生向けマンションを購入した場合、学生から安定した需要があると考えられるため、高いリセールバリューが期待できます。
また、京都駅の近くでありながらも、かつては人気がなく需要があまりなかった地域がありますが、再開発によって大学の移転やホテルの建設などが相次ぎました。
その結果、“京都の玄関口である「京都駅」の周辺エリア”という好条件が相まって、多くの層から需要が高まり地価が大きく高騰しています。
>>良質なリフォームとメンテナンス
不動産を購入したら、質の高いリフォームや定期的なメンテナンスを行うことが重要です。
売却査定の際に、よりきれいな状態である場合は評価額も高まります。
それでは、フルリフォーム(スケルトンリフォーム)をすれば、リセールバリューで儲けられるのでは!と考えた方もいらっしゃるかと思います。
もちろん、大規模改装の方がより評価が向上しますが、コストが大きく、“費用対効果が高い”というわけではありませんのでご注意ください。
リビング、キッチン、バスルーム、クロス、床などの主要な部分をアップグレードすることで、メリットを感じられやすくなります。
浴室テレビやウォッシュレットトイレ、人感センサー付きLEDライトなど、現代的な設備の導入もコストパフォーマンスが良いので、ぜひ検討してみてください。
また、内装以外にも屋根、外装、配管、電気設備など定期的なメンテナンスと改善を行い、物件を少しでも新しい状態に保つことがリセールバリューを高めるために不可欠です。
>>デザイン性
デザイン性の高い物件は多くの方を魅了し、リセールバリューを向上させます。
弊社が運営するゲストハウス「京蘭シリーズ」も、デザインには力を入れており、「ラグジュアリーで非日常的な空間づくり」をコンセプトに設備や家具の選定を行なっております。
嬉しいことに、施設を利用されたお客様からのレビューは高評価をいただいており、国内観光客のみならず外国人の利用者までも、デザインを賞賛していただいております。
その要因としては、個人的な趣味や嗜好に寄せすぎないことです。
モダンで普遍的なデザインを採用し、「万人が好むデザイン」とコンセプトに沿って統一感を出すことがポイントです。
また、設備のデザインと併せて、広々とした空間作りや採光と落ち着いた色合い、そして整然とした配置により更に魅力を引き立たせてくれます。
>>地域の成長と将来性
>>地域の成長と将来性
特定の地域や都市の成長率が高い場合、そのエリアの不動産価値も増加する傾向があります。
前述でも例を挙げた再開発地域は将来性が高いため、開発プロジェクトや市場の動向に注目しておきましょう。
併せて、新たな不動産テクノロジーや不動産市場のセグメントも絶えずチェックしておきましょう。
将来の発展を見越して投資することはリセールバリューを高める手段となります。
✔︎投機はタイミング
各項でお伝えした調査や準備が整えば、あとは投機のタイミングを見極めるだけです。
不動産市場は常に変動し続けますが、様々な要因が整った瞬間に良い結果へ導いてくれるでしょう。
初期の賢明な努力と計画が、将来の売却時に光るのです。